季節の変わり目は肌が揺らぎやすいと言われますが、今年はさらにマスクの影響もあって肌トラブルに見舞われている人が増えているようです。
肌トラブルの原因は色々とありますが、スキンケアで心がけるべきことは「保湿」です。
そうは言っても、敏感肌やニキビ肌の人にとって、乳液や保湿クリームを使うのは抵抗がありますよね。
そこで今回は、敏感肌やニキビ肌の人でも、安心して使うことができる乳液・保湿クリームを紹介したいと思います。
敏感肌やニキビ肌の原因とは?
敏感肌やニキビ肌の原因には、様々な理由があります。
私の場合は、マスク、花粉症、就寝時の暖房、日焼け、睡眠不足、合わない化粧品、ホルモンバランスの乱れなど様々な理由でニキビができることがあるのですが、特に、食べ過ぎると肌の調子が悪くなります。
おそらく内臓が弱っていると肌に出やすいタイプで、加えて、就寝時に出る成長ホルモンが、消化エネルギーとして使われてしまい肌の再生が間に合わなくなるのかなと思います。
そのため、なるべく腹八分目を心がけるようにしていますが、それでも肌のトラブルが起きる場合は、大抵「保湿」がうまくいっていない場合です。
私のように思春期を超えているのにニキビができやすいタイプの人は、もともと肌の水分量が少なく、それを補うために自ら過剰に油分を出し、それが毛穴につまりニキビになるタイプの人が多いようです。
こんな方は私のようなインナードライ肌気味かも?
- 乳液やクリームを使うといつまでもベタベタする
- なぜか繰り返しニキビが出来る
- 学生時代もニキビに悩んでいた
- 皮膚科にいっても治らない
- マスクで肌荒れする
- 食事やスキンケアに熱心に取り組んでいるのに効果が出ない
このようなインナードライ肌の方は、水分を保持出来るようなスキンケアを心がける必要があります。
敏感肌・ニキビ肌改善のスキンケア
敏感肌やニキビ肌の人は「シンプル」なスキンケアを目指すべきです。
なるべく洗顔の回数を減らし、なるべく余計なものを付けないという事です。
そもそも、日本人は欧米の人に比べて敏感肌を実感する人がかなり多いようですが、それは、顔の洗いすぎと、化粧水を付けすぎが原因だとも言われています。
海外の人は、化粧水はほぼ使用せず、洗顔料を朝晩使って洗うというのも珍しいようです。
もちろん湿気が多い日本は、ヨーロッパと同じスキンケアが合っているとは限りませんし、正しいスキンケア方法というものは人それぞれです。
それでも、ひどいニキビや肌荒れをしている人ほど熱心にスキンケアをしているケースは多く、スキンケアをシンプルにしたら肌の調子がよくなる場合は多いようです。
ただ、この「シンプルなスキンケア」の加減がとても難しいんですよね。スキンケアを減らしすぎると、それもニキビができるので、私の結論は、乳液やクリームだけは、なるべく付けた方が良いという事です。
痒くならない!乳液やクリーム
私は、もともとかなりの敏感肌でした。
急に肌が痒くなったり赤くなるし、ファンデーションは肌に乗らない、化粧品を変えても合わないの繰り返しでした。
しかし、アルビオンを使い始めてから肌が安定するようになりました。なぜアルビオンがよかったかというと、成分が私の肌に合ったことと、先行乳液という方法を推奨していて、洗顔後一番最初に乳液を使い、そのあと化粧水→美容液という順番でスキンケアをします。
最終的に使う美容液がサラサラしているおかげか、べたつかないのにきちんと保湿ができたことが理由だと考察しています。
ただ、アルビオンも、30代を超えたくらいからやや乾燥を感じるようになり、もう一段階高保湿のライン使いをしようとするとかなり値段が上がるために使うのをやめています。
代わりになるような優秀な乳液や保湿クリームを探した結果、最終的に敏感肌でニキビができやすい私でも使うことができる乳液と保湿クリームを発見しました。
これらのおかげで、最近は肌の調子がかなり改善し、昔は絶対に使えなかったクリーム下地や、リキッドファンデーションを使った憧れの艶っぽいメイクが出来るようになりました。やはり適度な油分の補給は大切なのだなと実感しています。
使ってよかった乳液
まずは乳液ですが、敏感肌・ニキビ肌の私でも、ノートラブルで長期使えることができた乳液が「カルテHDの高保湿乳液」です。

【商品情報】
- ブランド:カルテ
- 商品名:カルテHD 高保湿乳液
- 容量:120 g
- 値段:1980円
カルテHDの高保湿乳液は、以前こちらの記事でも紹介したのですが、もともとニキビや乾燥肌の治療のために皮膚科で処方されていた「ヒルロイド」の成分をベースに医薬部外品として販売できる構成に作り直した乳液です。

ヒルロイドの有効成分である「ヘパリン類似物質」が使われていて、これは、肌の水分保持を助け、肌の炎症を抑え、肌の再生を促してくれると言われています。そのため、敏感肌やインナードライ肌、ニキビ肌などに嬉しい成分と言えます。
さらに、カルテHDは、肌の水分を保持する役割を持つ「セラミド」によく似た成分を持つ「擬似セラミド」も配合されているので、素晴らしい乳液だと思います。
使い心地は緩めの乳液という感じで、付けてすぐは艶っぽくなりますが、しばらくすると馴染んでいつまでもベタベタするということがありません。
メイクの前に付けてもヨレずにむしろ艶っぽくなるので、朝・夜兼用の乳液として使うことができます。
使ってよかったクリーム
一方、クリームについては、ドイツのユーセリンというメーカーから販売されている「通称ユーセリンクリーム」が良かったです。
こちらはi Herbで1000円代で買うことができるプチプラクリームですが、韓国でも一時売り切れて購入困難にもなったという、保湿力が絶賛されているクリームです。

【商品情報】
- ブランド:Eucerin
- 商品名:Q10アンチリンクルフェイスクリーム
- 容量:48g
- 値段:1116円
人気の秘訣は、敏感肌や乾燥肌向けに開発された保湿クリームで、無香料・アルコールフリー・ノンコメドジェニックである点です。
敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎等、肌トラブルに広く対応した皮膚科学に基づいた製品の研究・開発を重ねた製品であることから、ユーセリンはアメリカやヨーロッパでは、皮膚科医が推奨するブランドだそうです。
有効成分は、コエンザイムQ10や、ビタミンEやベータカロテンなどの抗酸化物質で、使い続けるとシワなどにも効果が期待できる肌の再生力を助けてくれる保湿クリームです。
使い心地は、硬めのテクスチャーで、べたつきが少ないけれど高い保湿力を実感できます。
おすすめの使い分け方
カルテHDも、ユーセリンクリームも、刺激が少なく、毎日朝晩使うことができると思います。
しかし、個人的には「カルテHD」はツヤ感が出るので朝のメイク前に使用する方がよい気がします。
一方、ユーセリンクリームは、毎日使うよりも、乾燥が気になる時期に使う方がより効果を実感できるかもしれません。
もともと肌には保湿機能が備わっているので、不必要に乳液や保湿クリームを付けすぎることなく、あくまで保湿の補助として使う量を調整するのがおすすめです。
目安としては、起床時の肌の調子を見て判断するのが良いでしょう。
夜のスキンケアで乳液や保湿クリームを付け、翌朝の肌がベタついていれば付けすぎ、さらっとしていれば適量、乾燥を感じたり皮が向けていれば保湿不足となります。
朝の肌がさらっとしていれば、朝の洗顔はぬるま湯で済み、より乾燥の改善が期待できると思います。
なんだか最近肌の調子が悪いなぁという方は、参考にしてみてください。