ニキビや敏感肌だと、パウダーファンデーションやフェイスパウダーしか付けらないので「なんだか顔がくすんで見えてしまう・・・」という感じることはありませんか?
そんな時は思い切って「ブラウンメイク」をしてみるのはいかがでしょうか。
ブラウンを使うことでコントラストで肌に透明感が出ますし、メリハリが出ておしゃれ顔にもなることができます。
そこで今回は、ブラウン系カラーのコスメを買わなくても、簡単にブラウンメイクができる方法を紹介します。
ニキビ肌・敏感肌だからこそ試して欲しいメイク
ニキビ肌や敏感肌の方は、少しでも肌に負担の少ないメイクを心がけるべきです。
そのため、下地は使わずパウダーのファンデーションやルースパウダーのみで終わらせるのが好ましいのですが、それだけでは、肌のくすみを隠すは難しいですよね。
ツヤ肌や色白肌への憧れを捨て切れません・・・。
しかし、世界の女性を見てみると、普段はほとんどファンデーションは使わずにリップやアイメイクで済ませてしまう人の方が多いです。
肌は日焼け止めくらいにとどめておいて、赤リップを引き立てるフランス人や、アイメイクを重視するインド系の女性、東南アジアの女性も日焼け肌にビビッドなリップがすごく素敵だったりします。
つまり、「メイク=ファンデーションをつけるもの」というのは思い込みで、ポイントメイクに力を入れるという楽しみ方もあります。
中でも、日本人がポイントメイクを楽しみやすいカラーは「ブラウン」です。
ブラウンメイクとは、主にブラウン系のチークやリップを使ってメイクをする方法で、地肌とのコントラストがある分、肌が白く見える一方、黄色人種の肌とも馴染みやすいメイクです。
ブラウン系メイクを取り入れる簡単な方法とは?
敏感肌やニキビ肌の方におすすめのブラウンメイクを失敗しないコツは、「アイブロウ、シャドウ、チーク、リップのカラーを統一する」ということです。
一箇所だけブラウンを使うと、野暮ったくなりやすいのですが、アイブロウ、チーク、リップ、アイシャドウと同系色の色を使うと一気に垢抜けます。
また「自分にあったブラウンを見つけること」も大切です。
同じブラウンでもココアブラウン、ハニーブラウンとでは、赤み系、イエロー系と印象がかなり変わります。
また髪色のトーンが暗い人は、レッド系ブラウンよりはピンク系ブラウンの方が印象が明るくなります。他にも年齢やファッションなどを考慮してみてください。
「ちょっと!同系色のリップ、アイシャドウ、チーク、アイブロウを色々試すほど、お金も時間もないないんですけど!」
と思われるかもしれません。そんな方に良い方法があります。
それは、みんな持っているであろうブラウンのアイシャドウを、持ち合わせのピンクやレッドのリップやチーク、通常使いのアイブロウに少量ずつ加えて試してみる方法です。
これなら1つのブラウンアイシャドウパレットで3~4色試すことができますし、プチプラのアイシャドウなら400円前後で買うことができるので経済的。
他にも、最近ではカラーチェンジャーというリップに重ねることで色を簡単に変えることができるアイテムがあったり、1つのアイテムでチークやリップ、アイシャドウになるアイテムも増えてきています。
そうしたコスメを活用すれば、持ち合わせのコスメで簡単にブラウンメイクを試すことができますよ。
実践!ブラウンメイク
これまでブラウンメイクをしたことがなかった人にとって、ブラウンメイクはハードルが高く感じるかもしれませんが、簡単です。
まずはこちらが完成系です。
※メイクの感じがわかるよう大きめな画像です。失礼します・・・
決して「茶色い!」という感じはなく、ナチュラルなのにメリハリのある顔になっていると思います。
ファンデーションについて
まずは敏感肌やニキビ肌に優しい肌作りから。
私は、5つの鉱石のみで作られている「Bare minerals」のみを付けています。
【BareMinerals(ベアミネラル) オリジナルファンデーション】
SPF15 PA++
(L)4,180円(税込)
(M)3,080円(税込) *オンラインショップ限定
【5つの成分】
- マイカ(ツヤ)
- オキシ塩化ビスマス(クリーミーな質感、カバー力)
- 酸化チタン(紫外線防止)
- 酸化亜鉛(肌を守り滑らかに)
- 酸化鉄(カラーを作り出す)
下地は付けていませんが、ミネラルファンデーションとは思えないツヤ感がありますし、肌に優しいパウダーなので、軽いクレンジングで済みます。
私の場合は、乳液でくるくるオフして石鹸で洗顔して終わり。
メイクを楽しみながら、ニキビ肌や敏感肌には嬉しい「脱クレンジング」ができてしまいます。
コントゥアリングを取り入れよう
コントゥアリングとは、シェーディングをしたり、ハイライトをしたりすることで、のっぺり顔を解消するメイク方法です。
美肌・色白は7難隠すというように、肌が綺麗であればほとんどメイクなどしなくても美しいと思いますが、敏感肌やニキビのできているトラブル肌はそうはいきません。
そこでしっかりとメリハリを付けて肌自体に目線が行きにくくする効果を狙います。
コントゥアリングの方法は、鼻筋・目元・輪郭・おでこなどにそれぞれハイライト・シェーディング・ラインを入れていきます。
特に忘れがちなおすすめポイントは
- 首の中央縦ラインに濃すぎないシェーディングを入れる
- 鼻の付け根に濃すぎないシェーディングを入れる
ここに入れると一気に顔が小さく、顔のパーツが寄って見えます。

色別に分けて示してみました。
白い部分はハイライトです。ブラウンメイクには、クリームベージュ系のホワイトがおすすめです。
淡いブラウンの部分は、肌色になじみが良いシェーディングカラーを入れます。主に輪郭なのであまり濃い色は不自然なので気を付けてください。
濃いブラウンの部分は鼻筋と鼻下、他にも目元の涙袋ラインなどにも使い、一気に彫りの深い顔立ちにしていきます。
そしてピンク部分は、チークを載せる部分です。
チークを入れる頬の位置ですが、いつもよりもやや上の方に入れるのがおすすめです。
この場所は顔の中でもニキビや吹き出物ができにくい箇所ですし、茶色をしっかり入れてもナチュラルに見えるためです。
さらに嬉しいことは、少しクマの部分にまでカラーを載せることで、コンシーラーなしでもクマを誤魔化すことができます。
そして最後に、少量顎にもチークを載せると顔色が一気によくなります。
このコントゥアリングをしておくと、肌の白さがなくても美人さが際立ちます。
チークとリップについて
チークとリップには、ブラウンのパウダーやアイシャドウを少量混ぜています。
リップにはオンリーミネラルの「ミネラルピグメント」を使っています。このミネラルピグメントは、ミネラル100%で顔中どこでもマルチに使えるというアイテム。
オンリーミネラルの公式サイトでも、唇に使うことも推奨されています。
特に少量のパウダーをリップクリームなどに混ぜて使うと良いと書かれていますので、舐めてしまっても体に害がないよう作られています。
一方、チークは、口に入れるものではないので、その日の気分でブラウン系のアイシャドウを混ぜていますが、あまりラメのない薄づきのものの方が使いやすいと思います。
ブラウンメイクをしたことがない方は、是非試してみてくださいね!